ギズモード記事抜粋
パイパー・ジャフレイの名物アナリスト、ジーン・マンスター氏がSiriに1600問(街の喧騒で800問、静かな室内で800問)の質問をし、グーグル検索と比較するテストを実施。正答率はグーグルが約9割、Siriが約6~7割で、Siriが想像以上に使えないことがわかりました。
これは28日(米時間)、クライアント宛てメモで明らかにしたもの。マンスター氏と言えばアップル大好きで、iPhone発売日にアップルストアの列の人数を数えたり、アップルのイベントに行って開発者にアプリ作るかどうか聞いて回ったり、足で情報を稼ぐアナリストですが、1600問とは...相変わらず徹底してますね。
テスト結果は以下の通りです。
・グーグルは100%の質問を理解した。
・グーグルの正答率は86%だった。
・Siriは喧騒の中では83%、静かな部屋では89%の質問を理解した。
・Siriの正答率は喧騒では62%、静かな部屋では68%だった。
(フォーチュンより)
「Siriは今のDからB以上まで成績を上げ、GoogleのB+並みかそれ以上に精度を上げないといけない」と氏は書いてます。
買収前はピュアだった
SiriがCMと違うベータ製品だという話はギズでも昨年暮れ取り上げましたし、あのスティーブ・ウォズニアックですらSiri搭載iPhone 4S発売当日からそう言ってて、Gizmodo Galleryのイベントに来た際にも僕らに「アップルが買収する前の、独立したプロダクトだった頃のSiriは良かった」とこぼしてたんですね。
「前はとても正確だったのに、今はマーケティング主導の、正しくない回答だらけだ」(ウォズ)
今回のテストでも、ウォズがあのとき言った通りのことが起こってます。
「映画『シンデレラ』はいつ公開になった?」と尋ねると、Yelpの映画検索が出てくる。
「ラザニアに入ってるスパイスは何?」と尋ねると、メニューからラザニアを探すYelp検索になる。
「スペリオル湖(Lake Superior)に行きたいんだけど?」と言うと、「Lake Superior X-Ray」という会社への道順を答える。
(フォーチュンより)
事実や役立つ情報より、マーケティング主導でYelpや企業の商用サイトに検索結果が汚染されちゃってるんですね。
今度出るiOS 6は新Siri搭載で、今よりはずっと使えるみたいですけど、アップルもこういう商業主義はいっそ抜きにして、欲しい情報を直球で返すSiriにしてもらいたいですね。
訳注:マンスター氏がテストしたグーグル検索は音声認識ではなくキー入力による検索です。一番知りたいのはAndroid Jellybean新搭載の音声検索との比較ですが、新アシスタント機能「Google Now」も使ってる人の話ではSiriに圧勝なのだとか...。
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直球で確かに返してもらえたほうが良いですね。
Siri自体に私は期待しているので、
これから発売されるiPhone5含め、
iOS6ではどの様な進化を見せるか楽しみです。
最終的には
複雑な回答や、空気を読んで、
答えられる様なAIになれば
良いですね。
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